パスポートの有効期限が近づいているのに、平日は仕事や学校で窓口に行けない。
そんなときに気になるのが、「パスポート更新は土日でも申請できるのか」という点です。
結論からいうと、パスポート更新を土日に申請できるかどうかは、都道府県や窓口によって異なります。
土日にパスポート更新を申請できる場所は、全国一律で決まっているわけではありません。
日曜日に開いているパスポートセンターでも、申請受付ではなく、完成したパスポートの受け取りだけというケースがあります。
そのため、「日曜窓口あり」と書かれていても、すぐに申請できるとは限りません。
必ず「申請受付時間」と「交付時間」を分けて確認しましょう。
一方で、2025年3月24日からは、全ての都道府県でマイナポータルからパスポートの新規申請・切替申請をオンラインでできるようになりました。
オンライン申請なら、窓口へ行く回数を減らせる可能性があります。
ただし、オンライン申請でも審査や交付が土日に進むとは限りません。
旅行日が近い場合は、送信日ではなく、実際の受け取り予定日を必ず確認してください。
この記事では、パスポート更新を土日に申請できる場所の探し方、日曜窓口で注意したい「申請」と「受け取り」の違い、オンライン申請の使い方、平日に行けない人の現実的な選択肢をわかりやすく解説します。
パスポート更新は土日に申請できる?
パスポート更新の土日申請は、全国どこでも同じようにできるわけではありません。
住民登録地や申請先の都道府県、市区町村の窓口によって、受付日や受付時間が異なります。
そのため、「日曜日に開いている窓口がある」と聞いても、すぐに申請できるとは限りません。
結論|土日申請できるかは都道府県・窓口によって異なる
パスポートの申請や受け取りは、各都道府県の窓口で行われます。
そのため、土日申請の可否は全国一律ではありません。
同じ都道府県内でも、中心部のパスポートセンターと市区町村の窓口で受付時間が違うことがあります。
まずは、自分が申請する予定の都道府県や市区町村の公式ページで、次の2つを分けて確認しましょう。
・申請受付時間
・交付、受け取り時間
この2つを混同すると、「日曜日に行ったのに申請できなかった」という無駄足につながります。
日曜日に開いていても「受け取りのみ」の窓口が多い
パスポートセンターの中には、日曜日に窓口を開けているところがあります。
ただし、その多くは「完成したパスポートの受け取り」のためであり、申請受付は平日のみというケースがあります。
つまり、「日曜営業」と書かれていても、申請できるとは限りません。
必ず「申請受付」と書かれている時間を確認しましょう。
公式ページでは、「日曜日は交付のみ」「日曜は受け取りのみ」「申請受付は平日のみ」といった表現で案内されていることがあります。
土日に行く前に、申請と受け取りのどちらができるのかを確認しておくことが大切です。
土曜日は休みの窓口が多いため注意する
土曜日は、パスポート窓口が休みになっている地域が多くあります。
土日に手続きしたい場合は、まず土曜日ではなく、日曜日の受け取りやオンライン申請、平日夜間受付の有無を確認するのが現実的です。
ただし、土曜日の取り扱いも地域によって異なる可能性があります。
「土曜日は絶対に申請できない」と決めつけず、自分の住民登録地や申請予定窓口の公式ページを確認しましょう。
パスポート更新の「申請」と「受け取り」は別もの
パスポート更新で混乱しやすいのが、「申請」と「受け取り」の違いです。
日曜日に窓口が開いている場合でも、申請ではなく受け取りだけということがあります。
申請受付は書類を提出して審査を始める手続き
申請受付とは、パスポート更新に必要な書類や写真、本人確認書類などを提出し、審査を始める手続きです。
有効期間が残っているパスポートを更新する場合は、一般に「切替申請」と呼ばれます。
有効期間が1年未満になった場合や、査証欄の余白が少なくなった場合などに対象になることがあります。
ただし、氏名や本籍地の都道府県に変更がある場合、必要書類が変わることがあります。
申請内容によって必要書類が異なるため、必ず申請先の公式ページで確認しましょう。
受け取りは完成したパスポートを本人が受領する手続き
受け取りは、申請後に完成したパスポートを窓口で受け取る手続きです。
パスポートは、原則として本人が受け取りに行く必要があります。
そのため、平日に申請して、日曜日に受け取れる窓口があると、会社員や学生には便利です。
ただし、日曜日に受け取りできるかどうかも窓口によって異なります。
受け取り可能な曜日、時間、持ち物、手数料の支払い方法を事前に確認しておきましょう。
日曜窓口は受け取りだけのケースがある
日曜窓口で最も注意したいのは、「日曜営業=申請できる」ではないことです。
日曜日に開いている窓口でも、申請受付ではなく、完成したパスポートの交付のみというケースがあります。
このように、土日対応の中身は地域によって違います。
「申請できる日」と「受け取れる日」を必ず分けて確認しましょう。
日曜日に窓口へ行く予定がある場合は、公式ページで次の表記を確認してください。
・申請受付
・交付
・受領
・受け取り
・日曜は交付のみ
・土日祝は休業
この確認をするだけで、無駄足をかなり防げます。
土日にパスポート更新を申請できる場所の探し方
土日にパスポート更新をしたい場合は、「土日営業の窓口」を探すだけでは不十分です。
大切なのは、土日に「申請受付」をしているかどうかを確認することです。
まず住民登録のある都道府県・市区町村の公式ページを確認する
パスポートは、基本的に住民登録をしている都道府県の窓口で申請します。
そのため、まずは次のような検索をして、公式ページを確認しましょう。
・「東京都 パスポート 申請受付時間」
・「大阪府 パスポート 日曜日 申請」
・「神奈川県 パスポートセンター 土日」
・「兵庫県 旅券事務所 申請 交付 日曜日」
・「市区町村名 パスポート 申請窓口」
検索結果では、旅行会社やまとめサイトではなく、都道府県・市区町村・外務省などの公式ページを優先して確認してください。
窓口時間は変更されることがあります。
古い記事だけを見て判断するのは避けましょう。
「申請受付時間」と「交付時間」を分けて見る
公式ページを見るときは、「申請受付」と「交付」「受領」「受け取り」の時間を分けて確認します。
たとえば、次のような表記があります。
・申請受付:平日9時から16時30分
・交付:平日と日曜日
・日曜日は交付のみ
・土曜日、祝日、年末年始は休み
この場合、日曜日にできるのは受け取りだけで、申請はできません。
「日曜窓口あり」という表記だけで判断せず、必ず申請受付の曜日を見ましょう。
特に「交付」という言葉は、完成したパスポートの受け取りを意味することが多いです。
申請とは別の手続きなので注意してください。
土日対応だけでなく祝日・年末年始の休業も確認する
土日申請を考えるときは、祝日や年末年始の扱いも重要です。
多くのパスポート窓口は、土曜日、祝日、年末年始が休みです。
日曜日が祝日と重なる場合は交付だけ行う、または翌日の振替休日が休みになるなど、窓口によって扱いが異なることがあります。
旅行前や連休前は窓口が混みやすくなります。
できるだけ余裕を持って申請しましょう。
また、窓口によっては予約制や混雑状況の案内を出している場合もあります。
行く前に公式ページで確認しておくと安心です。
主要エリアの例|土日申請・日曜受け取りの違い
ここでは、主要エリアの例をもとに、土日申請と日曜受け取りの違いを見ていきます。
なお、窓口時間は変更される可能性があります。
実際に行く前には、必ず各自治体の公式ページで最新情報を確認してください。
東京都は平日夜間申請・日曜受け取りの窓口がある
東京都には、平日夜間に申請できる窓口があります。
たとえば、一部のパスポートセンターでは、平日の特定曜日に19時まで申請を受け付けている場合があります。
また、受け取りは日曜日にも対応している窓口があります。
つまり、東京都では土日の申請は難しい場合でも、平日夜間に申請し、日曜日に受け取るという選択肢があります。
平日に完全に休めない人でも、仕事帰りに申請できる可能性があります。
大阪府は日曜日は交付のみで申請受付は平日
大阪府では、日曜日にパスポートの交付を行っている窓口があります。
ただし、日曜日は申請受付ではなく、旅券交付のみという案内がされています。
大阪府で土日に手続きを考えている場合は、「日曜日に受け取りはできるが、申請は平日に行う必要がある」と理解しておきましょう。
平日に窓口へ行くのが難しい場合は、オンライン申請を利用して、受け取りだけ日曜日に行う方法を検討するとよいでしょう。
兵庫県も申請は平日、日曜は交付中心の案内がある
兵庫県でも、日曜日は交付のみと案内されている窓口があります。
申請受付は平日、日曜日は完成したパスポートの受け取りという形です。
兵庫県で申請する場合も、日曜日に申請できると考えず、申請受付日と交付日を分けて確認する必要があります。
このように、東京都・大阪府・兵庫県の例を見ても、土日に「申請」できる場所は限られます。
一方で、日曜日に「受け取り」できる窓口はあります。
自分の地域でも、まずはこの違いを確認しましょう。
オンライン申請なら土日でもパスポート更新できる?
平日に窓口へ行きにくい人にとって、オンライン申請は大きな選択肢です。
ただし、オンライン申請にも注意点があります。
土日にスマホで申請データを送信できたとしても、審査や受け取りは窓口の業務日や運用に影響されます。
全都道府県でオンラインによる新規・切替申請が可能
2025年3月24日から、全ての都道府県でパスポートの新規申請と切替申請をオンラインで行えるようになりました。
オンライン申請は、マイナポータルから行います。
更新にあたる切替申請だけでなく、条件を満たせば新規申請にも対応しています。
オンライン申請なら、窓口へ出向くのはパスポート受け取り時の1回で済むと案内されています。
平日に窓口へ行く回数を減らしたい人には、まず検討したい方法です。
土日に送信できても審査や受け取りは業務日に影響される
オンライン申請は、スマホやパソコンから手続きできるため、土日でも入力や送信ができる場合があります。
ただし、申請内容の確認や審査、パスポートの作成、交付は行政側の業務に沿って進みます。
そのため、「土曜日にオンライン申請したから、すぐ処理が始まる」「日曜日に申請すれば早く受け取れる」とは限りません。
また、オンライン申請にもシステムメンテナンスなどで利用できない時間があります。
旅行直前の場合は、オンライン申請だけに頼らず、受け取り可能日を必ず確認しましょう。
マイナポータル・写真・署名・受け取り窓口の確認が必要
オンライン申請には、マイナンバーカードやマイナポータルの利用が必要です。
また、顔写真や署名のデータを提出するため、写真の規格や署名画像の不備にも注意が必要です。
不備があると、修正に時間がかかり、受け取りが遅れる可能性があります。
オンライン申請をする場合は、次の点を事前に確認しておきましょう。
・マイナンバーカードが使えるか
・マイナポータルにログインできるか
・顔写真の規格を満たしているか
・署名画像が指定どおりか
・受け取り窓口をどこにするか
・手数料の支払い方法は何か
・受け取り可能日が旅行に間に合うか
オンライン申請の条件や必要な操作は、外務省やマイナポータルの最新案内を確認しましょう。
平日に行けない人が取れる現実的な選択肢
土日に申請できる窓口が見つからない場合でも、方法がまったくないわけではありません。
平日夜間、オンライン申請、日曜受け取りを組み合わせることで、平日の負担を減らせる可能性があります。
平日夜間受付のある窓口を探す
自治体によっては、平日の一部曜日に夜間受付を行っている窓口があります。
平日の日中に行けない人でも、仕事帰りに申請できる場合があります。
「土日申請」にこだわる前に、「平日夜間申請」ができる窓口がないか確認してみましょう。
検索するときは、次のような言葉を使うと探しやすくなります。
・「都道府県名 パスポート 夜間 申請」
・「都道府県名 パスポート 19時」
・「市区町村名 パスポート 受付時間」
ただし、夜間受付の有無や曜日は窓口によって異なります。
必ず公式ページで確認してください。
オンライン申請を利用して窓口に行く回数を減らす
オンライン申請を使えば、窓口に行くのは受け取り時の1回で済むと案内されています。
これにより、平日に申請のためだけに窓口へ行く必要がなくなる可能性があります。
特に、更新にあたる切替申請では、条件を満たせばオンライン申請が便利です。
ただし、受け取りは原則本人が窓口へ行く必要があります。
受け取りを日曜日にできる窓口があれば、オンライン申請と組み合わせることで、平日の来所を避けられる可能性があります。
受け取りだけ日曜日にできる窓口を選ぶ
日曜日に申請できなくても、受け取りだけ日曜日にできる窓口はあります。
平日にオンライン申請または窓口申請をして、受け取りだけ日曜日にするという方法も検討できます。
ただし、日曜日の受け取りは混み合うことがあります。
時間に余裕を持って行きましょう。
また、受け取りには本人確認や手数料の支払いが必要です。
必要な持ち物を忘れると受け取れない場合があるため、事前に確認してください。
パスポート更新を土日にしたい人の注意点
パスポート更新は、旅行直前に気づくと焦りやすい手続きです。
土日申請を探す前に、更新できる条件や受け取りまでの日数も確認しておきましょう。
有効期限まで1年未満なら切替申請の対象になる
パスポート更新と呼ばれる手続きは、正式には「切替申請」と呼ばれることがあります。
一般的に、有効なパスポートの残存有効期間が1年未満になった場合などに、切替申請が可能です。
ただし、氏名や本籍地の都道府県が変わった場合、査証欄の余白が少なくなった場合、パスポートを紛失した場合などは、手続きや必要書類が異なることがあります。
自分のケースが切替申請に当たるか、公式ページで確認しましょう。
申請から受け取りまでの日数に土日祝は含まれないことがある
パスポートは、申請したその日に受け取れるものではありません。
申請から受け取りまでには一定の日数がかかります。
この日数は、土日祝や年末年始を含めず、平日・営業日で数える場合があります。
また、2025年3月24日以降は、パスポートが国立印刷局で集中作成される仕組みに変わったため、以前より受け取りまでの日数が長くなる場合があります。
旅行日が近い場合は、窓口の「標準処理日数」や「受け取り予定日」を必ず確認してください。
旅行直前は早期発給できない場合があるため余裕を持つ
「航空券を取っている」「出発日が近い」という場合でも、必ず希望日までにパスポートが受け取れるとは限りません。
書類不備、写真不備、オンライン申請の修正、窓口の混雑などがあると、さらに時間がかかることがあります。
土日申請できる場所を探すよりも、まずは最短で申請できる方法を確認しましょう。
平日夜間窓口、オンライン申請、日曜受け取りを組み合わせるのが現実的です。
旅行が決まっている場合は、航空券やホテルの予約より先に、パスポートの有効期限を確認しておくと安心です。
パスポート更新の土日申請でよくある質問
ここでは、パスポート更新の土日申請でよくある疑問を整理します。
日曜日にパスポート更新の申請はできる?
地域や窓口によって異なります。
ただし、日曜日に開いている窓口でも、申請受付ではなく受け取りのみというケースがあります。
日曜日に行く前に、「申請受付」が日曜日にあるかを公式ページで確認しましょう。
「交付」や「受領」と書かれている場合は、完成したパスポートの受け取りを意味することが多いです。
申請とは違うため注意してください。
土曜日に開いているパスポートセンターはある?
地域によっては例外がある可能性がありますが、多くの窓口では土曜日が休みです。
土曜日に申請したい場合は、必ず自分の地域の公式窓口で確認してください。
土曜日の申請が難しい場合は、オンライン申請、平日夜間窓口、日曜受け取りを組み合わせる方法を検討しましょう。
オンライン申請なら土日に申請完了できる?
オンライン申請は、土日でも入力や送信ができる場合があります。
ただし、審査や交付は行政側の業務日やシステム状況に影響されます。
「土日に送信できること」と「土日に審査が進むこと」は別と考えておきましょう。
また、システムメンテナンスにより利用できない時間帯がある場合もあります。
旅行日が近い場合は、オンライン申請の送信日だけでなく、実際の受け取り予定日を確認してください。
受け取りだけなら日曜日でもできる?
日曜日に受け取りできる窓口はあります。
ただし、すべての窓口で日曜受け取りができるわけではありません。
また、祝日や年末年始、システムメンテナンスの影響を受ける場合もあります。
受け取り場所、受け取り可能日、受付時間、持ち物を事前に確認しましょう。
日曜日は混み合うこともあるため、時間に余裕を持って行くのがおすすめです。
まとめ|パスポート更新の土日申請は公式窓口で確認しよう
パスポート更新の土日申請は、全国一律でできるわけではありません。
日曜日に開いているパスポートセンターでも、申請受付ではなく、受け取りだけというケースがあります。
特に確認したいのは、次の3つです。
- 申請受付は何曜日・何時までか
- 受け取りは日曜日にできるか
- オンライン申請を利用できるか
平日に窓口へ行くのが難しい人は、オンライン申請、平日夜間窓口、日曜受け取りを組み合わせると負担を減らせる可能性があります。
ただし、オンライン申請でも審査や受け取りは業務日・窓口運用に影響されます。
旅行直前に慌てないためにも、まずは住民登録のある都道府県や市区町村の公式ページで、「申請受付時間」と「交付時間」を分けて確認しましょう。
